◆ サ行 |
用語/略語 | 英語表記 | 意味/解説 |
サイト | site | 敷地、用地、基地 |
サブコントラクト | subcontract | 下請け。サブコン(対義語:プライムコントラクト) |
シーアイエフ(CIF) | cost insurance and freight | コントラクターの責任が機器の製作から顧客の指定する陸揚地までの海上輸送を含む契約方式。FOB+保険料+運賃。運賃・保険料込み渡し |
シーアイエス(CIS) | commonwealth of independent states | 独立国家共同体の略称。ソ連の解体・消滅時、旧ソ連の構成12カ国により、緩やかな国家連合体として結成。バルト三国は当初から参加せず、現在は欧州連合(EU)に加盟。CISは脱退など政治的な動向によりメンバーが変動し、NISとは必ずしも一致しない(関連語:NIS) |
シーエフアール (CFRまたはC&F) |
cost and freight | コントラクターの責任が機器の製作から顧客の指定する陸揚地までの海上輸送を含む契約方式だが、保険料は含まない。FOB+運賃。運賃込み渡し |
シーエフビー(CFB) | circulation fludized bed boiler | 循環流動床ボイラ。質の低い石炭に対応する発電用ボイラ |
シーオーエル(COL) | combined license | 建設・運転一括許可。米原子力委員会(NRC)による原子力発電所新設に関する許可 |
シーシーアール(CCR) | continuous catalytic reformer | 連続触媒再生式改質装置 |
シーシーエス(CCS) | carbon dioxide capture and storage | CO2の分離・回収・貯留 |
ジーティーエル(GTL) | gas to liquid | 天然ガス原料で液体燃料を製造するプロセスや製品の総称。天然ガスを一酸化炭素(CO)と水素に分解した後、分子構造の組み替えなどの工程を経て液体化合物(液体燃料など)を製造 |
シーディーエム(CDM) | clean development mechanism | クリーン開発メカニズム=途上国の温室効果ガス削減事業を支援することで削減量を自国の排出権に組み入れる方式。京都メカニズムの一つ |
シーディーキュー(CDQ) | coke dry quenching equipment | コークス乾式消火設備。製鉄所のコークス冷却を従来の水に代わって窒素を用いて行う技術 |
シーティーオー(CTO) | coal to olefin | 石炭からエチレンやプロピレンなどのオレフィン類を合成する技術 |
シーブイ(CV)ケーブル | closs-linked polyethylene insulated vinyl sheathed cable | 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース(外装)ケーブル。架橋ポリエチレンを絶縁体とし、防食層にポリ塩化ビニルを使用したケーブル |
シールド工法 | shield tunneling | 軟弱地盤でのトンネル工法で、先端部を鋼鉄製の枠で保護しながら掘削し、内部でブロックをリング状に組み立ててトンネルを形成していく工法 |
ジーティーエル(GTL) | gas to liquids | 天然ガスなど炭化水素系ガスの液体燃料化技術 |
シェールガス | shale gas | 頁岩(シェール)層から採取する非在来型天然ガスの一種。同様に頁岩に集積する原油はシェールオイル(タイトオイル)という |
ジェイアイ(JI) | joint implementation | 共同実施。京都メカニズムの一つで、先進国同士による温室効果ガス排出量の削減事業 |
循環流動層ボイラ(CFB) | circulation fluidized bed boiler | 燃料などをボイラの内部で循環させつつ燃焼する型式。ボイラ下方から高圧の空気を注入し燃料を上方に吹き上げ、浮遊させながら燃焼するためムラなく熱が伝わり、効率よく燃焼できる。石炭、石油、ガス、廃プラスチックなど多様な燃料を利用できる |
ショート リスト | short list | 契約先の選定において、最終選考に進む前の候補者名簿。ロングリストに掲載された候補者から絞り込む |
ジョイント ベンチャー(JV) | joint venture | プロジェクトにおいて1社では能力やリスク面で困難な場合、またプロジェクトが多分野にまたがり1社では対応できない場合などに構築される受注共同体。共同企業体 |
スーパーバイザー(SV) | supervisor | プラントの運転指導など専門的業務の監督者 |
随意契約(随契) | negotiated contract | ずいい・けいやく。ずいけい。顧客が入札によらず任意でコンストラクターを選定し、その企業と契約条件の交渉を通じて契約を結ぶ方法 |
スコープ オブ ワーク (S/W) |
scope of work | 契約に伴い、コントラクター側の立場からの「仕事の範囲」を定めたもの。実施細則 |
ステップ(STEP) | special terms for economic partnership | 相手国が日本の技術・サービスを採用することを条件とする円借款の一つ。いわゆる本邦技術活用条件 |
ストーカー炉 | stoker furnace | 金属棒を格子状に組み合わせた火格子の上でゴミを転がしながら燃やす仕組みの焼却炉 |
スプレット・ムアリング | spread mooring | 多点係留方式で、FPSOの船体などを係留する方式の1つ。船体の複数箇所から出る何本かの係留索で船体全体を保持。タレット・ムアリングに比べ、海象条件が穏やかな地域に向くとされる(関連語:タレット・ムアリング) |
スペック | specification | 仕様書。規模・構造・性能などをまとめたもの |
スマート グリッド | smart grid | 高度化送電網。ICTによる需給調整などを行う |
スラグ | slag | 鉄などの金属製錬の際に、溶融した金属から分離して副次的に発生する非金属物質。溶滓(ようし)、のろ |
スラブ | slab、iron slab | 製鉄プロセスにおける半製品の1つで、巨大なかまぼこ板のような形のもの |
ソーラーパーク | solar park | 大型太陽光発電所 |